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zoom RSS スキップ・スキップ・ビート!bP6(side:皓)

<<   作成日時 : 2007/06/23 09:01   >>

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「こ、こ、皓君!」
「ん?どうかした?京子ちゃん」

親父がこの日のために作らせていたアイボリーホワイトのドレス
 ハート型にカットされた大粒のピンクダイヤのアクセサリーが胸元と耳に輝く。

シフォンのロングストールを天女のように身にまとっているその姿は
天上から降り立ったばかりの天使のようだ。

思わず…見とれてしまった。

「な、なんなの!?この…人数!!」

その…天使は
 青ざめた顔で ステージ脇の舞台袖から 会見場を指さす。

 一流ホテルの大ホールは ぎっしりの人で埋まってる。

「ん?人数規制してるし…せいぜい5千人くらいのはずだよ?」
「に、人数規制…!?」

「そりゃ もう。みんな 母さんの復帰を待ち望んでたし。海外でも人気高かったから
ほっといたら 1万や2万軽く越える…し。ど、どうしたの!?京子ちゃん!」


京子ちゃんが 真っ青になって座り込んでしまった。

「ど、どうしよう…」

「ん?」

「は、早まった?私!?」

「何を今更 昨日の勢いはどうしたの?」

「こ、こんな規模だなんて…知ってたら…!」

「俺もついてるから 安心して」
 
 タキシードに着替え終えた親父が 横から声をかけてきた。

 すっと 京子ちゃんの肩を抱く。

「返答に困ったら、熱くすがるような眼で俺を見つめてくれればいいから…ね?」
 
 優しく その眼をのぞき込みながら ささやく。

「は。はあ…。」

 …力づけてる…セリフ…なんだよ…な?

なんで
 こういちいち!
 口説き文句もどきな言語変換しなきゃ気が済まないんだ!?

「今日は いつにもまして すごく綺麗だよ キョーコ」

…!
こ、このエロ親父が!!

純情な京子ちゃんが 真っ赤になって固まってるのをいいことに
さらに あごに手をかけて 唇にキスまでしようとする!

はしっ!!!
「や、やめてください!敦賀さん!」

えらい!
京子ちゃん!

ぎりぎり寸前で親父にストップをかけた!

「アウト!」
親父の声の調子が ぱっと変わった。

「最上キョーコさん、今の君の演技はNG!」

「え!?」

「君は今から 『京子』として、『俺の妻』として 舞台に上がるんだよ?
その自覚はあるの?」


「あ…。」

「俺達夫婦は 芸能界では 仲がいいほうの部類に入るようでね。
あの程度のシーンは 皆様 見慣れてらっしゃって 今更 驚かれもしない。」


 さっと 京子ちゃんが おれを見る。

「ほ、本当!?」って顔だ。

…うなづくしかない…!
しぶしぶ…だが!!

と。
いうよりっ!

「仲がいいほうの部類に入るよう」…?!!

どの口が!どの口が!!それをいうっっっ!!!

この「愛妻ぞっこん溺愛夫」!!!!
(某スポーツ紙命名!!実に見事な造語だ!)


「皆様 見慣れて」じゃない!もはや『あきらめの境地』なだけだ!!

「あ…の!で、では どう 対応すれば?」

 京子ちゃんが おそるおそる 親父に聞く。

 とたんに 
 親父が 実にさわやかにほほえんだ。

 ざざざざざざっ

 瞬間

 京子ちゃんが 蒼白になって
 数メートル後方に とびすさっった。

 …見事です。
 京子ちゃん…。

 その
 反射神経と

 『洞察力』!!


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