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<<   作成日時 : 2007/09/22 18:21   >>

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If…(もしも)

もしも あのとき オレが おまえの手を放してなかったなら
今 オレの手の先にいたのは おまえだったのだろうか

もしも あのころ オレが この想いをわかっていたなら
今 オレの胸の中にいるのは おまえだったのだろうか

寄せては返す波のように
心によぎる 後悔が 今夜もオレを眠らせない

もしも 許されるなら 夢を見てもいいだろうか
今 オレの手の先におまえが いてくれるのだと

もしも 許されるなら 夢に描いていいだろうか
今 オレの胸の中 おまえを抱きしめているのだと

満ちては欠ける月のように
心にうかぶ 面影が 今夜もオレを苦しめる

  ―『If…(もしも)』 作詞・作曲:不破 尚 ―



空には みごとな満月
バルコニーに立つ 華奢な美女がうっとり月を見上げている

煌々とした月明かりをうけて
美女の全身もまた輝いている…周りに光の粉が舞い上がってるようだ

そっと近付いて 背中から抱きしめる

やわらかで甘い香りが鼻をくすぐる
指にふれるふんわりした髪の毛…その一筋一筋が絹糸のようだ

唇でその髪に甘く口づける

ゆっくりと 彼女はふりかえった

優しくオレを見つめてほほえみかけてくる

自然に交わされる口づけ…

コンテより
 はるかに深く長くむさぼるようなのになってしまったのは…

自分でも…どうしようもない!

何年ぶりだろう?!

最後に…キョーコにキスできた…のは…!いつのこと…だ!?

オレの背中に回っていたキョーコの指が…かすかに爪をたてる

「いいかげんにして!」…か。
…わかったよ!

しぶしぶ…唇を離した…。

キョーコが優雅な笑みはくずさないまま オレの胸にもたれかかってきた。

ぎゅっと抱きしめる…

これまた…コンテより はるかに力が強くなってしまったのは…どうしようもないだろう!?

どんなに夢見たことか!
こうして…キョーコを自分の手で抱きしめられる時を…!!


月明かりの中で繰り広げられる二人だけのダンスシーン

真っ赤な絨毯に立つ 純白のドレスの京子は まさに妖精そのもの
羽のように軽いステップ 優美なターン 白鳥のような気高さ…

決して絶やさない 天使のようなほほえみ

…オレのものだったのに…!
オレだけが…手に入れてたものだっったのに…!!

オレが!
オレさえ…!

あれほどに 愚かでさえなければ!

みすみす あんなヤツに 奪われたりなんか…!!

どうしようもない想いにかられる!

踊りを強引にやめて とまどうキョーコを抱きしめた。

涙があふれてとまらない…。

目の端に…プロデューサーがとまどっているのが映ったが…。
「カット」の声がかからないのをいいことに…『アドリブ』を続ける。

「…愛してる…キョーコ…」

「ショー…」

胸の中のキョーコが小刻みに震えているのがわかる。

「ずっと愛してた…ずっと…」

「ショー」

すっとキョーコの手がオレの両ほほにあてられた。

その手からさえ 甘い香りが漂う

「ありがとう…」

「え…?」

慈しみにあふれた やわらかいほほえみ

「あなたがいたから…私 壊れずにすんだの…子どもの頃」

え…?
な、なんの…

「あなたがいたから…生きていられたの…つらいことだらけ 悲しいことばかりの時代…」

…!?

「あなたが好きだったから…東京に出てきたの…」

…っ!!

「あなたの…おかげで…女優という生き甲斐に出会えたの」

…オレが…おまえを…

「あなたのおかげで…私は自分の家を…家族を 手に入れたの…。」

捨てた…から…

「私を幸せにしてくれたのは…あなた。」

「キョーコ…!オレは!」

「他の誰よりも あなたを好きだった…愛してた あなただけが支えだった…。」

「…キョーコ…。」

「私に幸せをありがとう…。」

「オ、オレは…!」

「愛してくれてありがとう…」

「…!」

にっこりと キョーコが明るくほほえんだ。

「ね。おあいこにしましょ?」

「お。おあいこ?」

「私 10数年 あなたに片思いしてたのよ?ずっと!子どもの頃の10数年って貴重よ?」

「…!」

「あなたの この16年…と おあいこにしたって 罰当たらないと思うの。」

「オレは…!」 

すっと指で黙らされてしまった。

「幸せになってほしいの あなたにも…」

笑顔の奥の眼には涙がたまっている。…その指が…震えている。

「あなたには…あなただけの伴侶がいる…きっといるから…お願い…。」

「キョーコ…」

「私たち もう違う時を生きてるの…。交わることはないわ、二度と…。」

…!

「うれしかった…あの曲…ありがとう…」

優しく抱きしめられた。

「あなただけを想って とことん あなただけに尽くした…あの頃…。
まんざら愚かな過去じゃなかった…ってことよね。」


「キョーコ…!」

「もっと 今を大事にして!」

正面から キョーコが俺を強く見つめる。

「戻ってこない過去に いつまでも とらわれてたら 大事なもの なくすわよ!」

…!

「今まで 愛してくれてありがとう ショーちゃん。」

細い白い手が 俺の背中に回る。

キョーコがそっと俺の唇に口づけた。

「…あなたの幸せ 祈ってる…心から祈ってる…」

「キョーコ…」

思わずぎゅっと抱きしめていた。

それがいいたくて…来たのか…!

オレにふんぎりつけさせるために…!
おまえを あきらめさせるために…!!

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