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zoom RSS スキップ・スキップ・ビート!番外編 bR (Y京子)

<<   作成日時 : 2008/01/03 21:02   >>

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(本編からそぎおとしたStoryです。)

 ―2024年 5月7日 ―

ただ ひたすら 呆然としながら 目の前の光景を見つめていた。

「ママ?」奏海ちゃんが 不安そうに聞いてくる。

! い、いけない!

「す、すごく 良かったわよ!奏海ちゃん!ママ 感動で動けなかった!」

ええもう!驚きすぎて!
皓君のピアノだけでもびっくりだったのに…

5歳の子が弾く!?ヴァイオリン!
しかもツィゴイネル・ワイゼン!

「ほんと?」

奏海ちゃんの顔が ぱあぁあっと 明るくなる。

「よかった!奏海ね、この曲だけは 苦手なの!
だって『孤独で寂しい』って どんな気持ちなのか わかんないんだもん…!」

っ…!

「アヴェ・マリアとかなら、ママのこと思いながら演奏したらいいから 楽なんだけどな♪」

…っっ!!

「…きょ、…母さん?気分でも悪い?」

「ママ!お顔、真っ青だよ?!」

「…え…?いえ!な、なんでもないの!」

びゅんと 私の側に駆け寄ってきた奏海ちゃんと
 すっと近寄って肩を抱いてくれる皓君にほほえんでみせる。

「…そう?」

「ママぁ〜」

「大丈夫よ」

泣きそうな顔で 抱きついてくる奏海ちゃんを 優しく抱きしめる。
やっと 奏海ちゃんに 笑顔が戻った。

幸せな人だ…京子さん…。

こんなに母親思いの可愛い子どもが二人もいて…。

― ぴんぽーん ―

「奏海、松田さんだ。仕事だぞ。」

「うん!」

玄関まで出て 二人で奏海ちゃんを見送る。

「行ってきます!ママ!お兄ちゃん!」

奏海ちゃんが まず私に 次に皓君に キスをする。

松田さん(優しそうな40代くらいの女性)に手を引かれ、振り返り振り返り出かけて行った。


「京子ちゃん…大丈夫?」

すぐに 皓君が問いかけてきた。

「え、ええ。もちろんよ。」

「…今 温かいココア入れるよ、座って。」

「ありがとう…」

素直にリビングのソファーに腰掛ける。

…よくできた息子さんだ…本当に…。

この容姿で フランス語もぺらぺら ピアノも弾けて 料理も上手…って。

「皓君、さぞかし モテモテなんでしょうね?」

皓君が作ってくれたココア受け取りながら 話しかける。

「…そうでもない…。」

「えー!?絶対 もてると思うのに!皓君 もしかして 気づいてないだけじゃないの?」

「…京子ちゃんが それ 言うかなぁ…。」

「は?」

「いや。別に。」

― ぴんぽーん ―

「今度は 満さんだな。」

すっと 皓君が立ち上がる。

「ウチはセキュリティばっちりだから 心配ないけど 不用意に開けないで。」

「だ、大丈夫よ!」

…今度こそは!

「じゃ」

すっと 皓君の手が伸びてきた。

…え

気が付けば 皓君の胸の中…

「行ってきます」

ちゅっとおでこにキスされた!!

「こ、皓君…!な、なに…」

「『挨拶』なんだろ?フランス式の…」

にっこりほほえむ その笑顔…!

「行ってきます」

涼しい顔で 去っていく。
固まったまま 動けない私を リビングに残して…!



おそるべし DNA!!

まごうことなく 敦賀さん2世だ!あの子!!

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