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zoom RSS スキップ・スキップ・ビート! bR6(side:京子)

<<   作成日時 : 2007/08/20 17:27   >>

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一枚のCDのスイッチを入れたとたん、リビングは 青い世界になった。

空の蒼 海の碧

空にはかもめが飛ぶ
 海には 色とりどりの魚が泳ぐ

360度 見渡す限り全て 青い世界…!!

アコースティックギター1本だけの抑えた前奏が終わる寸前 海の中から人影が浮かび上がってきた。

…!ショータロー!?
この前…会った…大人の…こっちのショータロー!

『Blue Memories(青の記憶)』

銀色に輝く文字が空中に浮かび上がりはじけるように消えた。

立体画像のショータローが歌い始めた

彼の頭上の青空に 銀文字で 英語の歌詞が浮かんでは消えていく。歌に合わせて!


Like a bird  鳥のように
Like a fish  魚のように

I was peacefully at ease  ゆったりと身を委ねていた
Like a baby sleeping in a cradle ゆりかごで眠る 幼子のように

You were my blue sky オレの空だった
You were my blue ocean オレの海だった

Flew around freely in the limitless azure  無限の蒼天を自由に 翔けていた
Swam around care-free in the deep turquoise  深い碧海を思うままに 泳いでた

I foolishly believed that 俺は愚かにも 信じていたんだ
Sky and ocean are forever 空も海も 永遠に そこにあるのだと

Why didn't I understand  なぜ わからなかったのだろう?
Why couldn't I know     どうして きづけなかったのだろう?

You were everything to me 君が オレの全てだったことを
You were my treasure  オレの 宝物だったことを

   Keep on loving   愛し続ける
   You are my only lover  ただ一人の恋人
   Once more please give me a chance  どうか もう一度チャンスを
   Upon my words, I will devote myself to you ここに誓う、この身を君に捧げる事を
   Keep on hoping   望み続ける
   Once again please come back to me  どうか もう一度帰ってきてくれ


17年前より 遙かに広がった音域で 切々と歌うその声は…本当にすばらしい…認めたくは…ないけど…!

「常に 初恋の女性を念頭に 作っている」…っていう…歌…
素人でも…わかる…コイツ…本当にその女性を愛してた…いえ…今も想い続けてる…。

なんて哀しい…そして…美しい…歌…。

ほほが熱くなったのを感じて…初めて自分の涙に気づいた!

うそ!?コイツの歌なんかで 感動するなんて!!

歌が終わり…ヤツの姿が消え
曲が終わり…青い世界も消えた

世界はまた リビングルームになった。

しばらくは 誰も口を聞かない…

モー子さんも 皓君も 途中から 加わった 敦賀さんも 社さんも

みんな…一様に 押し黙ったまま…だ。

「あ…の?」

おそるおそる 声をかける。

とたんに 弾かれたように 全員が私の方を注視する!

「なにか…思い出した?キョーコ」

モー子さんが そっと私に聞いた。

「いえ。…あの…それより…」

「ん?どうしたの京子ちゃん。」皓君が優しく話を促してくれる。

「この歌…私と 何の関係があるんでしょうか?」

瞬間
全員がぐっと返事に詰まった。

かと 思いきや
そろいもそろって 重いため息をはく!

「あ、あの!どう…されたんでしょうか…!?」

「いや。気にしないで…最上さん…」どこか ほっとしたように敦賀さんがほほえんだ。

「おかしいわね…これしかない…と 思ったんだけど…」「まあ…焦らずに いこうよ。」

 玄関に向かうモー子さんと社さんの小声の会話が聞こえる…。

「すみませんでした…せっかく ご足労いただいたのに…」

敦賀さんの声が小さくなって玄関の向こうに消えた。
車で お二人を それぞれのご自宅まで送っていくために…。

なん、なんなの…?このCDで…何か…わからなきゃいけなかったの…?私!

「京子ちゃん…!」

皓君の焦った声で…またも…自分が泣いてたことに気づく。

「…大丈夫だから…ね!」

優しくその胸の中に抱きしめられて…よけいに涙が止まらなくなった。

皓君だって 本当は 早く お母さんに会いたいに決まってるのに!

こうやって 侵入者の私を必死に慰めてくれる…!

返してあげたい!こっちに!!
帰りたい!向こうに!!

どうやったら…どうやったら 帰れるのよ!!

強く抱きしめてくれる皓君の優しさに甘えて その温かい胸の中で ひたすら泣き続けていた。

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